塾・スクールに通う生徒の成績が上がらない…というのは塾運営者、スクール管理者の永遠の悩みだと思います。
教え方が悪いのだろうか。
このままの教え方で結果は出せるのだろうか…。
先生たちも実はいろいろ悩んでいます。
でも、なんだかんだ言って、勉強する時間、量が大事なのだと思います。
なぜなら、一度教えただけでできるようになるならその生徒は塾には来ていないからです。
塾では解き方のコツを教えることはできます。
覚えやすいやり方を教えることもできます。
入試によくでる頻出問題を教えることもできます。
しかし、最終的にはその解き方を覚えるのは生徒自身です。
何度も何度も問題を繰り返して、記憶に定着させていきます。
結局のところ、勉強する時間を増やさないことには成績は上がりません。
逆に言えば、勉強する時間が増えれば成績は必ず上がります。
ではどのようにして勉強する時間を増やすことができるでしょうか?
明確な答えは、塾管理システムを活用する
です。
塾管理システムとは
塾管理システムとは、塾・スクールの運営を便利にする管理システムのことを言います。
昔はPCにソフトウェアをインストールするタイプが主流でしたが、
昨今ではクラウドタイプが主流で、インターネット環境とブラウザさえあればどこからでもシステムを使えるものが主流となっています。
塾管理システムの主な機能
塾管理システムの機能には、以下のようなものがあります。
- 生徒管理機能
- お知らせ管理機能
- 連絡管理機能
- 入退室管理機能
- 見込み生徒管理機能
- アンケート管理機能
- 請求管理機能
など、多くの機能が備わっています。
そんな塾管理システムを使って、
今回のメインテーマでもある生徒の学習時間を増やす方法を紹介します。
塾の生徒の勉強時間を増やす方法
自習室と滞在時間ランキングの活用
多くの個別指導塾では、自習室を開放していて、生徒が好きなときに使えるようになっていると思います。
ここで生徒自身にしっかりと自主学習を進めて欲しいですよね。
そこで使えるのが塾管理システムの機能の一つでもある、入退室管理システムです。
入退室管理システムとは生徒が塾・スクールに来たときに入室・退室を記録するシステムのことを言います。
ただ入室記録、退室記録をするだけでなく、最新のクラウド版入退室管理システムでは、入室記録と退室記録から計算をし滞在時間を出すことができるものがあります。
この、滞在時間を活用しましょう。
取材をした複数の塾、地域も規模もバラバラでしたが同じことを言っていました。
「滞在時間ランキングを作り、塾内に掲示したら自習室の使用率が上がり、生徒の勉強時間が伸びました」
「どれだけ勉強していたかを改めて自分が認識することで、思っていたよりも自分が勉強していたことが生徒自身にわかり、さらに勉強するようになりました」
「友達が勉強しているのを目の当たりにし、もっと自分もやらなきゃと生徒自身のモチベーションにつながりました」
中学3年生や高校3年生の受験生にとって、効果は絶大だったようです。
個人的には、他の生徒がどれだけ勉強してようが、学年も学校も違う人の勉強時間をしれたところで、そんなに効果があるのか?と思っていましたが、まだ素直な中学生高校生はそれが励みに繋がっているようでした。
滞在時間ランキングを作るのはそんなに手間のかかることではありません。
手間がかからずに、生徒のモチベーションをあげ、勉強時間を増やすことができる入退室システムを使わない手はありません。
入退室管理システムを使っている塾・スクールは、一度試してみてはいかがでしょうか?
滞在時間ランキングが出せる入退室管理システム
滞在時間ランキングを出すには、まず入室記録と退室記録をちゃんとつけていて、
それが出力できることが必須となります。
滞在時間ランキングが簡単に出せる入退室管理システムを調べてみましたので、
紹介します。
Kazasu
入退室管理システムでトップの導入数を誇るKazasuです。
こちらのシステムでは標準で滞在時間ランキングが出力できます。
この機能を目当てに導入する教室も多いと聞きます。
スクパス
塾・スクールの運営管理システムであり、選べる機能の中に入退室管理機能があります。
スクパスを導入している顧客からの要望で、滞在時間ランキングが出力できるようになったと記事がありました。
【ご要望にお応えしました】入退室滞在ランキングに対応しました
滞在時間ランキングを塾内に掲示したところ、
生徒自身も思っていた以上に勉強していることに気づけたり、
仲良しの友達がこんなに勉強しているから自分も頑張らないと、と思ったりと、
結果として夏休みの自習時間が伸びた生徒が多くいます。
生徒のモチベーションを上げる機能として素晴らしいです。
とのことです。
Comiru
導入実績No.1の塾管理システムのコミルです。
このシステムにも入退室管理機能がついています。
ただ残念ながら、直接滞在時間ランキングを出力することはできなそうです。
しかし、生徒ごとに滞在時間の合計が表示できますので、
それをエクセルなどに転記して滞在時間ランキングを作ることができます。
まとめ
入退室管理システムに関しては、こちらの記事で詳しく紹介していますので、
ぜひ一読を!
実績No.1、安さNo.1、レビューNo.1、総合No.1の評価で紹介しています。
【22年最新】実績・料金・レビューで比較。塾・スクールで使える入退室管理システムおすすめ4選
管理システムを使って、生徒のモチベーションを高め、成績を上げる。
工夫とやり方次第で色々なことができますので、この機会に検討してみてはいかがでしょうか?
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